格安SIMとして人気のある楽天モバイルとpovoはどちらがおすすめなのでしょうか。
格安SIMという括りではありますが、お互いに特徴が全く異なるため、おすすめできる人が異なります。
本記事では、楽天モバイルとpovoをさまざまな点から比較し、どちらがおすすめなのかを解説します。
楽天モバイルとpovoを1つのスマホで利用するデュアルSIMについても解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
また、楽天モバイルでiPhone 15を使いたい!という方はこちらも参考にしてください。
楽天モバイルでiPhoneを利用したい方も必見です。
楽天モバイルを無料で運用する方法を紹介した記事もあります。
楽天モバイルのおすすめ機種を知りたい方は「楽天モバイルおすすめ機種」記事、楽天モバイルのデメリットが気になる方は「楽天モバイルデメリット」記事もあわせてご覧ください。
キャリア | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|
月額3,278円(税込)でデータ無制限 多彩なキャンペーンでお得に利用 「Rakuten Link」の利用で通話料無料 |
楽天モバイル公式サイト | |
月額基本料金0円 auの安定した回線を利用 事務手数料も基本的に無料 |
povo公式サイト |
\ 月額3,278円(税込)でデータ無制限! /
動画で見たい方はこちらが参考になります。
楽天モバイルとpovoの違いを徹底比較
楽天モバイルとpovoの違いについて、以下の観点から徹底比較します。
- 楽天モバイルとpovoの料金プランを比較
- 楽天モバイルとpovoの通信速度を比較
- 楽天モバイルとpovoの両方で購入出来る機種を比較
- 楽天モバイルとpovoの事務手数料の比較
- 楽天モバイルとpovoのサポート・問い合わせ対応の比較
- 楽天モバイルとpovoのキャンペーンを比較
楽天モバイルとpovoの料金プランを比較
楽天モバイル | povo |
---|---|
3GBまで:月額1,078円(税込) 20GBまで:月額2,178円(税込) 無制限:月額3,278円(税込) |
基本料金0円 データ使い放題:330円(税込)/24時間 データ追加1GB:390円(税込)/7日 データ追加3GB:990円(税込)/30日 データ追加20GB:2,700円(税込)/30日 データ追加60GB:6,490円(税込)/90日 データ追加150GB:12,980円(税込)/180日 DAZN使い放題パック:925円(税込)/7日 smash.使い放題パック:220円(税込)/24時間 【期間限定】データ追加50GB:4,000円(税込)/30日 |
楽天モバイルの料金は使った分だけ費用がかかる従量制を採用しています。
プランは3GBまでと20GBまで、データ無制限の3つに分かれており、どれだけ使っても月額3,278円(税込)しかかからないため、お得に利用できます。
一方、povoは月額基本料金が0円であり、必要に応じてデータ容量をトッピングする料金体系です。
1GB390円(税込)から、最大150GBまで追加できます。
また、トッピングを追加しなければ料金を支払う必要もなくなるため、使用頻度が高くない2台目のスマホとしての利用もおすすめです。
楽天モバイルとpovoの通信速度を比較
回線速度 | 楽天モバイル | povo |
---|---|---|
平均アップロード速度 | 33.2Mbps | 17.43Mbps |
平均ダウンロード速度 | 134.57Mbps | 93.96Mbps |
通信速度の比較表を見てもわかるとおり、povoはau回線を利用した格安SIMであるため、楽天モバイルよりも安定した通信が利用できます。
しかし、楽天モバイルも著しく通信速度が遅いわけではないため、日常的に利用する分には大きな影響はないでしょう。
また、auは「つながる取り組み | エリア:スマートフォン | au」によると、全国に基地局があるため人口カバー率が99.9%を誇ります。
一方、楽天モバイルでは基地局の整備を進めていますが、「楽天モバイル、楽天モバイルエリアの4G人口カバー率が96%に到達」によると、2022年2月時点では96%にとどまっています。
そのため、一部エリアでは楽天回線が利用できないため、パートナー回線としてau回線につながる場合もあるのです。
ただし、au回線を利用していても、auやpovoに比べて通信速度が遅くなる場合がある点に注意してください。
2つのキャリアを比較した料金シミュレーションは「楽天モバイル シミュレーション」記事でもご紹介しています。
楽天モバイルとpovoの両方で購入出来る機種を比較
楽天モバイルでは、表に記載したとおりiPhoneも Androidスマホも多くの選択肢が用意されているため、幅広い機種からスマホを選べます。
楽天モバイルで販売されているスマホは大手キャリアよりも安く販売されている場合が多い上、割引キャンペーンが充実しているため、お得にスマホを購入できるでしょう。
一方、povoではスマホの取り扱いがなく、au Online Shopで購入する必要があります。
au Online Shopで購入する場合、やや手間がかかってしまいますが、楽天モバイルよりも多くの機種が購入できる点がメリットです。
割引キャンペーンも充実しているため、楽天モバイル同様安く購入できる場合が多くあります。
また、楽天モバイル、au Online Shopにて最新iPhoneの購入をお考えの方は、こちらも参考にご覧ください。
楽天モバイルとpovoの事務手数料の比較
楽天モバイル | povo |
---|---|
名義変更手数料:承継のみ3,300円(税込) 選べる電話番号サービス:1,100円(税込) 送料(アクセサリーのみの場合):900円(税込) 代金引換手数料:330円〜1,100円(税込) 口座振替手数料:110円(税込)/月 コンビニ支払い手数料:66円〜550円(税込) 電子決済サービス支払い手数料(ファミペイ請求書支払い):110円〜220円(税込) 電子決済サービス支払い手数料(楽天銀行コンビニ支払サービス):66円〜110円(税込) 請求書発行手数料:220円(税込) |
過去に1年以内に同一名義でpovo2.0を累計5回線以上申し込んだ方のみ、3,850円(税込)の契約事務手数料がかかる。 |
povoは、基本的に事務手数料がかからないため、契約事務手数料や名義変更手数料などが不要です。
しかし、過去に1年以内に同一名義で5回線以上申し込んだ方のみ、3,850円(税込)の契約事務手数料がかかります。
回線数は累計で計算されるため、キャンセルした回線があっても1つの回線としてカウントされるので注意してください。
一方、楽天モバイルも多くの手数料は無料で利用できます。
しかし、表に記した通り、名義変更手数料や決済手数料など、一部の手数料は有料です。
手数料の金額は66円〜3,300円(税込)と幅があるので、どの程度の手数料が必要かは事前に確認しておくとよいでしょう。
「楽天モバイル名義変更」についても解説しているので気になる人はご覧ください。
楽天モバイルとpovoのサポート・問い合わせ対応の比較
楽天モバイル | povo |
---|---|
お客様サポート チャット相談 カスタマーセンターへ電話 SIM利用停止・再開 専用窓口:0800-600-0500 他の電話番号は「メンバーズステーション」で確認 トラブル解決ナビ スマホ操作遠隔サポート(月額550円(税込)) |
お客さまサポート チャットサポート 料金相談 |
楽天モバイルにもpovoにも、よくある問い合わせ内容がまとまっているページが用意されています。
そのため、何か困ったことがあれば、楽天モバイルはお客様サポート、povoはお客さまサポートを見て解決できないかを調べてみてください。
しかし、ページを見ても解決できない場合はチャットでの相談が利用できます。
楽天モバイルはチャット相談、povoはチャットサポートから利用できるため、気軽に利用してみてください。
楽天モバイルには、電話窓口も用意されており、SIM利用停止・再開に関する窓口の電話番号は「0800-600-0500」です。
しかし、他の窓口の電話番号は一般公開されていないため、「メンバーズステーション」で確認してみてください。
一方、povoには料金相談を専用に扱う料金相談があります。
どのトッピングと付与すればよいのかの相談に乗ってくれるため、povoの料金体系でも適切なプランを選べるでしょう。
楽天モバイルとpovoのキャンペーンを比較
楽天モバイル | povo |
---|---|
楽天モバイルの対象サービスご契約者はポイント+4倍 |
|
楽天モバイルとpovoのキャンペーンを比較すると、楽天モバイルのほうがかなり多くのキャンペーンを開催していることがわかります。
中には、楽天モバイルに申し込むだけで適用されるキャンペーンもあるため、かなりお得に利用できます。
とはいえ、povoでも条件を満たせばお得に利用できるキャンペーンを複数開催しているため、適用条件に当てはまればお得に利用できるでしょう。
特に、楽天モバイルでは頻繁にキャンペーンが入れ替わるため、どんなキャンペーンが行われているのかを逐一確認しておくと、よりお得に購入できるチャンスが訪れるかもしれません。
キャンペーンをうまく活用して、お得に申し込みましょう。
\ キャンペーンを申し込むとお得に! /
楽天モバイルがおすすめな人
楽天モバイルがおすすめな人は以下のような人です。
- データ無制限を安いプランで利用したい人
- 国内通話料金を無料にしたい人
- 楽天経済圏で楽天ポイントを貯めてる人
データ無制限を安いプランで利用したい人
データ無制限を安いプランで利用したい人は楽天モバイルがおすすめです。
楽天回線エリアではデータ無制限が月額3,278円(税込)で利用できるため、大手キャリアのデータ無制限よりは安く利用できます。
しかし、楽天回線エリアは日本全国をカバーできているわけではなく、楽天回線エリアが届かない場所はau回線をパートナー回線として利用しています。
2023年6月からはパートナー回線の制限が撤廃され、通信制限のストレスから解放されました。
楽天回線エリアの対応エリアを知りたい方は「サービスエリアマップ」を参考にしてみてください。
国内通話料金を無料にしたい人
国内通話料金を無料にしたい人は楽天モバイルがおすすめです。
大手キャリアを使うと22円(税込)/30秒の通話料金やかけ放題オプションなどを支払う必要があります。
楽天モバイルでも通常の通話料金は22円(税込)/30秒ですが、「Rakuten Link」アプリの利用で、国内通話が無料になります。
「Rakuten Link」アプリは、LINE電話のようにインターネット回線を通じた通話ができるアプリです。
インターネット回線を通じた通話は、電話回線を利用した電話よりも通信品質が劣ったり途切れやすかったりするため、利用しづらいと感じる方もいるかもしれません。
もし電話回線を利用した通話を使いたい方は「15分(標準)通話かけ放題」のオプションを検討してみてください。
月額1,100円(税込)を支払うことで15分以内の電話であれば追加料金なしで利用できるオプションで、今なら3ヶ月間は無料で利用できます。
また、当然ではありますが「Rakuten Link」アプリから発信しないと通話料がかかってしまうため、注意してください。
楽天経済圏で楽天ポイントを貯めてる人
楽天経済圏で楽天ポイントを貯めている人も楽天モバイルがおすすめです。
楽天経済圏とは、日常生活で利用するサービスを楽天グループで統一することでポイントを貯めやすくするためのシステムです。
楽天モバイルの料金支払いでも楽天ポイントが貯まるほか、楽天モバイルユーザーは楽天市場でのポイント還元率が上がるなどの特典も受けられます。
例えば、楽天モバイルを毎月3GBまでしか利用しない場合、楽天市場などの利用で毎月1,078ポイントを貯められれば楽天モバイルを実質無料で使えます。
さらに楽天モバイルでは楽天カードと同時申込で適用できるキャンペーンも開催されていて、楽天のサービスを組み合わせることでさらにポイントを貯めることが可能です。
このように、楽天経済圏で楽天ポイントを貯めている人にとってはかなり魅力的なキャリアです。
\ 毎月1,078ポイントを貯めると実質無料に! /
povoがおすすめな人
一方、povoがおすすめな人は以下のような人です。
- 月々のデータ通信容量を自分でカスタマイズしたい人
- インターネットなどWEBサイトの手続きができる人
- スマホ料金を安くしたいauユーザー
月々のデータ通信容量を自分でカスタマイズしたい人
月々のデータ通信容量を自分でカスタマイズしたい人はpovoがおすすめです。
povoには一般的なキャリアのようなデータ容量に応じた料金体系ではなく、基本料0円でトッピングが必要になったらその都度プランを契約する料金体系が取られています。
具体的には、以下のトッピングがあります。
- データ使い放題:330円(税込)/24時間
- データ追加1GB:390円(税込)/7日
- データ追加3GB:990円(税込)/30日
- データ追加20GB:2,700円(税込)/30日
- データ追加60GB:6,490円(税込)/90日
- データ追加150GB:12,980円(税込)/180日
- DAZN使い放題パック:925円(税込)/7日
- smash.使い放題パック:220円(税込)/24時間
- 【期間限定】データ追加50GB:4,000円(税込)/30日
- 【期間限定】SNSデータ使い放題:990円(税込)/7日
トッピングごとにデータ容量のみならず有効期間も異なるため、自身の利用状況を確認した上で適切なデータ通信容量を検討してみてください。
インターネットなどWEBサイトの手続きができる人
インターネットなどWEBサイトの手続きができる人にもpovoはおすすめです。
povoはオンラインで申し込むプランであり、24時間いつでもどこからでもパソコンやスマホがあれば申し込めます。
申し込みだけでなく、利用中のサポートもオンライン上のチャットで行われるため、WEBサイトでの手続きができる人には使いやすいキャリアです。
スマホ料金を安くしたいauユーザー
povoはauのサブブランドであるため、au回線を利用した安定した通信ができます。
一方、以下の表でもわかるとおり、auよりもスマホ料金が安いため、スマホ料金を安くしたいauユーザーにもおすすめです。
料金プラン | au | povo |
---|---|---|
1GB | 月額2,178円(税込) | 390円(税込)/7日 |
2GB | 月額3,278円(税込) | 990円(税込)/30日 |
3GB | 月額4,378円(税込) | 990円(税込)/30日 |
20GB | 月額4,928円(税込) | 2,700円(税込)/30日 |
povoの新規・MNPのお申し込みは「povo2.0アプリ」で簡単にお手続き!
- 下記の「povo|新規・MNPの方はこちら!」のボタンをクリックしてインストール
- 「利用契約・プライバシーポリシー」を読み「初めての方はこちら」をクリック
- メールアドレスでアカウント登録
- 「SIMタイプ」と「契約タイプ」を選択して申し込みを確認して申し込み完了
\ 7日間データ使い放題キャンペーン開催中 /
>povoの評判・口コミはこちら
楽天モバイルとpovoをデュアルSIMで併用するお得な理由
楽天モバイルとpovoはデュアルSIMで併用できます。
ここでは、楽天モバイルとpovoをデュアルSIMで併用するお得な理由について解説します。
- デュアルSIMとは
- 楽天モバイルとpovoをデュアルSIMで併用するデメリット
- 楽天モバイルとpovoをデュアルSIMで併用するメリット
- 楽天モバイルとpovoをデュアルSIMにした時の料金
デュアルSIMとは
デュアルSIMとは、1台のスマホに2つのSIMを挿入できる機能のことです。
デュアルSIMには、SIMカードを2枚挿入できるタイプもあれば、SIMカードとeSIMを1つずつ利用できるタイプもあります。
デュアルSIMを利用することで1台のスマホに2つの電話番号を入れられるため、LINEアカウントやSNSアカウントを複数持てます。
また、仕事用のスマホと私生活用のスマホを1台にまとめられるメリットもあるなど、便利に使えるでしょう。
楽天モバイルとpovoをデュアルSIMで併用するデメリット
楽天モバイルとpovoをデュアルSIMで併用するデメリットには、主に以下の3つが挙げられます。
- 楽天モバイル(楽天回線+au回線)とau回線で使用するエリアによっては両方とも通信障害を避けられない
- デュアルSIMに対応してない機種があるので確認が必要
- 楽天モバイルをメイン回線で使用した場合、povoの請求が180日間トッピングしないと利用停止になる
楽天モバイル(楽天回線+au回線)とau回線で使用するエリアによっては両方とも通信障害を避けられない
デュアルSIMを利用する目的の1つに、通信障害対策があります。
異なる携帯電話会社のSIMカードを挿入することで、通信障害が起きた際でももう一方の携帯電話会社のSIMを利用できるため、通信障害時でも影響が少なくなるのです。
しかし、楽天モバイルとau回線のデュアルSIMにすると、使用するエリアによってはどちらも利用できない可能性があります。
楽天回線は日本全国をカバーできていないため、au回線をパートナー回線として利用しているのです。
そのため、au回線で通信障害が起きた際、楽天回線を利用しようと思っても、エリアによってはau回線しかつながらず、楽天回線もau回線も利用できなくなってしまう可能性があります。
ですから、楽天回線が利用できるエリアが広がるまでは、通信障害対策で楽天モバイルとau回線を利用するキャリアをデュアルSIMで利用するのは控えたほうがよいでしょう。
デュアルSIMに対応してない機種があるので確認が必要
デュアルSIMに対応していない機種がある点にも注意が必要です。
楽天モバイルとpovoをデュアルSIMで利用することは問題ありませんが、スマホがデュアルSIMに対応していない場合があります。
2つのキャリアを契約した後にSIMカードを2枚挿入できないことに気づくと、機種変更したり一方のキャリアを解約したりする必要が出てくるため、手間がかかってしまいます。
そのため、新規機種を使う場合はスマホを購入する時点で、今までと同じスマホを利用する場合はキャリアを契約する前に確認するようにしてください。
楽天モバイルをメイン回線で使用した場合、povoの請求が180日間トッピングしないと利用停止になる
povoのトッピングを180日間利用しないと利用停止になる点にも注意が必要です。
povoは基本料金が0円で必要に応じてトッピングを追加する料金体系ですが、180日間連続してトッピングを追加していないと、利用停止の措置が取られます。
そのため、楽天モバイルをメイン回線で、povoをサブ回線で利用する場合、povoのトッピングを180日間追加せずに放置してしまうことが十分に考えられます。
その場合、手続きをして利用停止を解除するまでpovoが利用できなくなってしまうため、定期的にトッピングを追加して、利用停止にならないように注意してください。
楽天モバイルとpovoをデュアルSIMで併用するメリット
一方、楽天モバイルとpovoをデュアルSIMで併用するメリットには、主に以下の3つが挙げられます。
- 月額料金が最安で1,078円(税込)で利用出来る※povoトッピングしない場合
- 「Rakuten Link」アプリ利用で通話料を無料にできる
- 楽天回線が圏内の場合、povoのau回線で補える※通信障害以外
月額料金が最安で1,078円(税込)で利用出来る
楽天モバイルとpovoのデュアルSIMは、月額料金が最安で1,078円(税込)で利用できます。
月額料金が1,078円(税込)になるのは、楽天モバイルを3GBまでしか利用せず、povoのトッピングを追加しない場合です。
しかし、povoのトッピングは180日間追加しないと利用停止になるほか、楽天モバイルは従量制であるため気づいたら3GBを超えている可能性があるため、常に月額1,078円(税込)で利用できるわけではない点に注意してください。
「Rakuten Link」アプリ利用で通話料を無料にできる
楽天モバイルでもpovoでも、通話料金は22円(税込)/30秒かかりますが、楽天モバイルで「Rakuten Link」アプリを利用すれば通話料金は無料になります。
「Rakuten Link」アプリを使った通話は、電話回線を使った通話とは異なる仕組みで提供されており、通話品質が劣る場合があります。
しかし、そこまで大きく劣るわけではないため、通話品質を重要視していない方は問題なく利用できるでしょう。
楽天回線が圏外の場合、povoのau回線で補える
楽天回線が圏外の場合、povoのau回線で補える点もメリットの1つです。
楽天回線エリアは日本全国まで行き渡っているわけではなく、場所によっては楽天回線を利用できない場合があります。
その場合、povoのau回線で補うことができるため、楽天回線が通じないエリアでも問題なく利用できます。
楽天モバイルのパートナー回線としてもau回線を利用できますが、月5GBまでしか追加料金無しで利用できないため、povoも契約しておくと安心できるでしょう。
楽天モバイルとpovoをデュアルSIMにした時の料金
楽天モバイルとpovoをデュアルSIMにした時の料金について、実際の利用ケースに基づいて見ていきます。
楽天モバイルとpovoのデュアルSIMで考えられるケースでは、以下の表のとおりの料金がかかります。
利用ケース | 楽天モバイルの料金 | povoの料金 | 支払い料金 |
---|---|---|---|
楽天モバイル3GBまで+povo1GB | 月額1,078円(税込) | 390円(税込)/7日 | 月額1,468円(税込) |
楽天モバイル20GB+povo1GB | 月額2,178円(税込) | 390円(税込)/30日 | 月額2,568円(税込) |
楽天モバイル20GB+povo3GB | 月額2,178円(税込) | 990円(税込)/30日 | 月額3,168円(税込) |
ここでは、楽天モバイルをメイン回線にして、povoをサブ回線として契約するケースを3つ想定しています。
楽天モバイルは3GBと20GBで料金が切り替わるため、3GB・20GBをわずかにオーバーしてしまうと、割高になってしまいます。
そこで、povoの1GBや3GBを足りなくなったときに追加すれば、有効期間も気にすることなく利用できるでしょう。
加えて、「Rakuten Link」アプリを使用すれば通話料も無料になるため、かなりお得だといえます。
\ 「Rakuten Link」アプリを使用すれば通話料も無料に! /
楽天モバイルとpovoをデュアルSIMの設定方法
楽天モバイルとpovoをデュアルSIMで利用するための方法について解説します。
スマホのOSごとに設定方法が異なるため、それぞれのOSでの設定方法について見ていきましょう。
- iPhoneの設定方法
- Androidの設定方法
iPhoneの設定方法
SIMカードとeSIMの組み合わせでデュアルSIMを利用する場合、SIMカードが届いたらSIMカードを挿入してください。
SIMカードが挿入できたら、eSIMの設定をします。
設定画面にある「モバイル通信」から「モバイル通信プランを追加」をタップします。
続いて、別の端末で表示したeSIMのプロファイルのQRコードをeSIMを利用する端末で読み取ることで、追加可能です。
各プランの名称を決めたり、デフォルト回線やiMessage・FaceTime・モバイルデータ通信をどちらで利用するのかを決めたりすれば設定完了です。
Androidの設定方法
Androidでは、iPhoneでおこなうよりも簡単に設定ができます。
まず、設定から「ネットワークとインターネット」をタップし「モバイルネットワーク」をタップしてください。
すると、SIMの選択画面が出てくるため、設定したいものをタップし、SIMを選択するだけです。
最後に、デュアルSIMの設定ができていることを確認できれば、設定完了です。
\ 楽天モバイルのデュアルSIMは月額料金が最安で1,078円(税込)!/
楽天モバイルへ乗り換え(MNP)手順と準備するもの
楽天モバイルにMNPで乗り換える際の手順と準備するものについて解説します。
- 手順1:お手続きの前に確認!楽天モバイルの対応端末の確認
- 手順2:契約中の携帯会社で「MNP予約番号」を取得
- 手順3:乗り換えに必要なものを準備
- 手順4:楽天モバイルに申し込み
- 手順5:SIM開通手続き
- 手順6:スマホのデータを移行する
手順1:お手続きの前に確認!楽天モバイルの対応端末の確認
楽天モバイルへの申し込み手続きをする前に、楽天モバイルの対応端末を確認してください。
楽天モバイルでスマホを購入する場合は必要ありませんが、以前から使用しているスマホをそのまま使用したり、自分でSIMフリースマホを購入したりする場合は、スマホが楽天モバイルに対応していない場合があります。
そのため、「楽天回線対応製品」で、楽天モバイルで使おうとしているスマホが対応しているのかを確認する必要があるのです。
基本的にはほとんどのスマホが対応していますが、一部の対応していないスマホを利用する場合、データ通信や音声通話が利用できなくなってしまい、新しくスマホを買わなければならなくなります。
そのため、申し込み手続きの前に楽天モバイルに対応しているのかを事前に確認しておくことがおすすめです。
手順2:契約中の携帯会社で「MNP予約番号」を取得
利用している電話番号を引き続き利用するためには、契約中の携帯会社で「MNP予約番号」を取得する必要があります。
MNP予約番号は15日の有効期限が設けられているため、発行から15日以内に新しい携帯会社での回線切り替え手続きを完了させなければなりません。
そのため、有効期限が1日や2日しか残っていない状態で申し込むと、必ずしも有効期間内に手続きが終わらない可能性があるのです。
そこで、楽天モバイルではWebの申し込み時にMNP予約番号の有効期間が7日以上残っていることを条件にしているため、MNP予約番号を早く取得しすぎて、有効期限が切れないように注意すると良いでしょう。
手順3:乗り換えに必要なものを準備
MNP予約番号を発行したら、楽天モバイルに乗り換えるために必要なものの準備をします。
- 本人確認書類
- 楽天会員ユーザID/パスワード
- クレジットカード/銀行口座
- MNP予約番号
本人確認書類は以下のものが利用可能です。
本人確認書類 | 利用可能場面 | 補助書類の要/不要 |
---|---|---|
運転免許証 | 来店時に確認 書類画像のアップロード AIかんたん本人確認(eKYC) 受け取り時に自宅での確認 |
不要 |
運転経歴証明書 | 来店時 書類画像のアップロード |
不要 |
マイナンバーカード(個人番号カード) | 来店時 書類画像のアップロード AIかんたん本人確認(eKYC) 受け取り時に自宅での確認 |
不要 |
精神障がい者保健福祉手帳 | 来店時 書類画像のアップロード |
不要 |
療育手帳 | 来店時 書類画像のアップロード |
不要 |
身体障がい者手帳 | 来店時 書類画像のアップロード |
要 |
健康保険証 | 来店時 書類画像のアップロード |
要 |
日本国パスポート | 来店時 書類画像のアップロード 受け取り時に自宅での確認 |
要 |
住民基本台帳カード | 来店時 書類画像のアップロード |
要 |
在留カード(外国籍の方) | 来店時 書類画像のアップロード |
不要 |
特別永住者証明書(外国籍の方) | 来店時 書類画像のアップロード |
不要 |
外交官身分証明書(外国籍の方) | 来店時 書類画像のアップロード |
不要 ※住居証明書必要 |
なお、楽天モバイルで利用できる補助書類は以下の3つです。
- 公共料金の請求書・領収書(電気・ガス・水道のいずれか/新電力、LPガス、プロパンガスも可)
- 住民票
- 届出避難場所証明書
なお、いずれも発行から3ヶ月以内のものであることが必要であるため、発行時期には注意してください。
手順4:楽天モバイルに申し込み
楽天モバイルに申し込むには、Webページからの申し込みと楽天モバイルショップでの申し込みが選べます。
楽天モバイルショップで申し込む場合は、先ほど紹介した必要書類を忘れずに楽天モバイルショップに足を運んでください。
一方、Webから申し込む場合は公式ホームページから申し込みページに移動します。
申し込む場合は、公式サイトの「お申し込み」から手続きを始めてください。
楽天モバイルの場合、プランは1つしかないため、製品を購入しなければすぐに申し込み手続きが完了します。
製品を申し込む場合は「製品を購入する」をタップし、カラーやメモリ、製品保証などを選択するだけで購入できます。
プラン「Rakuten 最強プラン」を選択し、製品が選択できていれば「この内容で申し込む」をタップすることで、申し込み手続きは完了です。
手順5:SIM開通手続き
続いて、SIM開通手続きを行います。
楽天モバイルでは、「my 楽天モバイル」アプリをダウンロードし、ホームに表示されている申し込み番号をタップします。
下部に「転入を開始する」ボタンがあるので、画面の内容を確認したらタップしてください。
続いて、注意事項やスケジュールが書かれているため、よく内容を確認し、問題なければ「MNP転入に関する注意事項を読み理解しました」にチェックを入れ「MNP転入を開始する」をタップします。
手順6:スマホのデータを移行する
最後に、スマホのデータを移行します。
Androidの場合、元の製品のGoogleドライブでメニューを開き、バックアップを選択してください。
移行後のスマホでGoogleアカウントにログインした状態で、設定から同期に進み、移行したいデータがオンになっていればデータが移行されます。
一方、iPhoneの場合、Appleが提供しているクイックスタートを利用することで簡単にデータ移行できます。
両方の端末をWi-Fiに接続しBluetoothが有効な状態にすれば案内が表示されるため、画面の案内に従って操作を進めてください。
難しい操作はほとんどないため、苦労することなく乗り換えられるでしょう。
\ 他社からの乗り換えは楽天モバイルがおすすめ! /
povoへ乗り換え(MNP)手順と準備するもの
povoにMNPで乗り換える際の手順と準備するものについて解説します。
- 手順1:お手続きの前に確認!povoの対応端末の確認
- 手順2:契約中の携帯会社で「MNP予約番号」を取得
- 手順3:乗り換えに必要なものを準備
- 手順4:povoに申し込み
- 手順5:SIM開通手続き
- 手順6:スマホのデータを移行する
手順1:お手続きの前に確認!povoの対応端末の確認
まず、楽天モバイルに乗り換える際と同様、povoの対応端末を確認してください。
「au Online Shop」で購入した端末であれば対応していますが、それ以外で入手した端末は、念のため「対応機種・端末」から確認することをおすすめします。
もし利用できない端末を使用してしまうと、もう一度スマホを買ったり別のキャリアに乗り換えなければいけなくなるため、注意してください。
手順2:契約中の携帯会社で「MNP予約番号」を取得
続いて、契約中の携帯会社で「MNP予約番号」を取得します。
楽天モバイルでも解説したとおり、MNP予約番号の有効期限は15日間ですが、povoに申し込む際には13日以上である必要があります。
取得してから2日以内に申し込まなければならないため、のんびりできません。
MNP予約番号の取得にはあまり時間を要することがないため、乗り換える当日の朝に申し込んでも十分間に合うでしょう。
手順3:乗り換えに必要なものを準備
MNP予約番号を取得したら、乗り換えに必要なものを準備します。
povoの乗り換えに必要なものは以下の3つです。
- 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・在留カードのいずれか)
- クレジットカード(支払い方法はクレジットのみ)
- 利用端末
なお、povoの利用端末はSIMフリースマホかSIMロック解除されたスマホであることが必要なため、SIMロックがかかっている場合はSIMロック解除してから利用してください。
手順4:povoに申し込み
必要なものが準備できたら、povoに申し込みます。
povoに申し込むためには「povo2.0アプリ」のダウンロードが必要です。
「povo2.0アプリ」をダウンロードしたら、画面に従って必要な事項を入力してください。
入力手続きを進めると、 eKYC(電子本人認証)の画面が出てくるため、ここにも必要事項を入力します。
すると、登録したアドレス宛にメールが来るため、確認したうえで手続きを進めてください。
特殊な手続きはほとんどなく、画面の指示に従えば良いので、スムーズに進められるでしょう。
手順5:SIM開通手続き
申し込みができたら、SIM開通手続きをします。
「povo2.0アプリ」でSIM有効化手続きをおこなったあと、SIMカードであればSIMカードの挿し込み、eSIMであればeSIMの設定手続きをします。
それぞれSIMの設定ができたら通信利用設定をし、発信テスト用番号(111)に電話を変えてください。
電話をかけて問題なければ設定完了です。
手順6:スマホのデータを移行する
最後に、スマホのデータを移行します。
データ移行の方法は楽天モバイルの際と同様で、Androidを利用する場合はGoogleドライブの動機を利用し、iPhone同士の移行の場合はクイックスタートを利用します。
どちらの方法も手続きは簡単にできるため、データが紛失したり欠けたりすることは考えづらいことから、安心して手続きできるでしょう。
povoの新規・MNPのお申し込みは「povo2.0アプリ」で簡単にお手続き!
- 下記の「povo|新規・MNPの方はこちら!」のボタンをクリックしてインストール
- 「利用契約・プライバシーポリシー」を読み「初めての方はこちら」をクリック
- メールアドレスでアカウント登録
- 「SIMタイプ」と「契約タイプ」を選択して申し込みを確認して申し込み完了
\ 7日間データ使い放題キャンペーン開催中 /
>povoの評判・口コミはこちら
楽天モバイルとpovoの比較に関するよくある質問
最後に、楽天モバイルとpovoの比較に関するよくある質問について紹介します。
- 楽天ハンドは他社キャリアで使える?
- 楽天モバイル0円は廃止した?
- 楽天モバイルルーターはpovoの回線でも使用できる?
楽天ハンドは他社キャリアで使える?
楽天オリジナル端末として開発された「Rakuten Hand 5G」はpovoでも利用できます。
元々は利用できませんでしたが、2022年5月20日から対応端末に追加されたため、利用できるようになりました。
そのため、楽天モバイルとpovoのデュアルSIMでも、「Rakuten Hand 5G」は利用できます。
なお、「Rakuten Hand 5G」は2023年11月24日に販売を終了しております。
楽天モバイル0円は廃止した?
楽天モバイルでは以前、1GBまでは0円で利用できていましたが、2022年5月に0円プランは廃止されました。
無料で利用できなくなることを理由に、楽天モバイルから他回線へ乗り換えた人も多くいますが、無料での利用は楽天モバイルにプラスの影響を与えないため、致し方ないことだといえるでしょう。
しかし、2023年9月現在でも、3GBまでは月額1,078円(税込)、データ無制限でも月額3,278円(税込)とかなり安く利用できるため、0円でなくても利用する価値は大いにあります。
楽天モバイルルーターはpovoの回線でも使用できる?
楽天モバイルルーターはpovoの回線では使用できません。
povoで利用できるかどうかは「対応機種・端末」を確認する必要があります。
しかし、2023年9月現在では楽天モバイルルーターは記載されていないため、使用できません。
「Rakuten Hand 5G」が追加されたことから、今後対象機種に追加される可能性が0ではありませんが、現在は利用できないため、他の端末の利用を検討してみてください。
\ 月額料金3GB:1,078円(税込)!/
楽天モバイルとpovoの比較のまとめ
楽天モバイルはデータ無制限が利用でき、通話料も無料にできることが特徴です。
一方、povoは安定した通信を利用でき、トッピングによりきめ細やかなプランを組むことができることが特徴として挙げられます。
お互い、性格の異なる格安SIMであるため、デュアルSIMで併用するメリットも大きくなります。
どちらにしようか悩んでいて、かつデュアルSIMの利用を検討している方は、楽天モバイルとpovoをデュアルSIMで併用することも検討してみてください。
\ 月額料金3GB:1,078円(税込)!/